京都の結婚相談所 カウンセラーの人見裕子です。
今回は、婚活中に陥りやすいマインドについてお話します。
１．結婚は、ゴールではない
２．結婚してしまえば、幸せはついてくるは間違い！
３．男性が女性を幸せにするものも間違い！女性も努力すべし。
１．結婚は、ゴールではない
長年、婚活を続けていると結婚がゴールになり、「結婚さえすれば幸せになれる」
という心理状態に陥ってしまいがちです。
そして、お付き合いが始まるとその相手一人に執着してしまい、全体が見えなくなります。
この結婚を逃したら、もう結婚できない・・・と思い、焦り、
どうにかして結婚に繋げようとします。
結婚後、どういった生活になるのか、どういう休暇（プライベートな時間）の
過ごし方をするのか、女性なら仕事をするのか？ 専業主婦になるのか？
などなど結婚前にお相手にも自分にもどういった生活を
望んでいるのか確認する必要がありますが、ここまでくると
そんなこと二の次として、結婚することだけに執着してしまいがちになります。
何度も言いますが、結婚は、ゴールではありません！幸せの第一歩です。
結婚しないから不幸でもなく、結婚したから幸せでもありません。
ただ結婚は、二人分の幸せを共有して一緒に喜んだり、悲しみを身近で相談し
半減させたりできるので、２倍のイベントがあり賑やかです。
もちろん面倒なことも増えますが・・・＞＜
個人的には、結婚をぜひお勧めしたいですね♪
結婚してから、二人で幸せな道を探り、楽しいこと悲しいことを共有して
乗り越えて幸せになるものですし、いきなり幸せばかりは待っていてくれません。
強い精神力をお持ちの方は別として、一度、こういうマインドに陥るとなかなか
抜け出せません。年齢が上がり、婚活を何年かしているとなおさらです。
まずは、結婚するために全精力を注ぐのではなく、自分が楽しく前向きに
生活を楽しんでいてこそ、あなたがより魅力的な人に見えていきます。
仕事、趣味、勉強・・・など何でも構いません。
何かに打ち込むことによって、そこから魅力が発せられ、友人も増え出会いも増え、
婚活も自信が出てきて、どんどん順調にいくはずです。
２．結婚したら、あとはほっといても幸せは、間違い！
誰と結婚してもしないといけない努力や我慢もあります。
全く違う環境で育った、性別も違う相手なのです。当然です。
全く理解できないこともたくさんありますが、それを受け入れることも必要です。
時々、お話をしていて残念に思う時があります。より良い条件でお相手を探し、
結婚したら一切の努力もせず、お相手に求めてばかり、そして彼は、
私を幸せにしてくれないから・・・もっと他にいい人いたかも・・・
選択を間違った・・・と嘆いている人。
本当に離婚など考えてはいないと思いますが、不満がたくさん溜まってるようです。
離婚して、仮にまた再婚してもきっと上手くいきません。
自分ばかりを主張して、お相手の気持ちを受け入れず、不満ばかりを言っていては、
相手も幸せになれません。
その場合、口に出すか出さないかの違いだけで、
相手も同じように不満を持っています。
不満がある時、希望がある時、まずは相手の気持ち、
相手の希望を受け入れること。
相手をどうしたら、喜ばせられるか？
幸せな気分にしてあげられるか？
それが、後々自分の幸せに変わってきます！
愛されたいなら、まずは愛すること！
相手に求婚されて結婚しても、同じです！
愛され続けたいなら、愛することからしてください。
３．男性が女性を幸せにするもの・・・も間違い！女性も努力すべし。
男性が女性を幸せにするというのは、なんとなく小さなころ抱いていた
結婚のイメージでした。
よくあるシンデレラストーリーでもそうですよね。
でもきっと見えないところで、シンデレラも努力しているんです。
結婚したんだから、幸せにしてよ。ではなく、お相手が、幸せにしたくなる
（願いをかなえてあげたくなる）女性になることが、近道です。
（なかなか実践できませんが、私も修行中ですｗ）
そういうことを頭において生活しているだけでも、優しさが溢れ出てくるはず。
結婚して、旦那様の言葉がきついな…思いやりがないな…と感じたら、
一度優しい言葉をやさしくかけてみてください。
きっと優しい思いやりがある言葉がそのうち返ってきますよ。
自分が相手を幸せにしてあげるという感覚でいてください。
最後に
異性が理解できないな…と思った方は、以前話題になった
「話を聞かない男、地図が読めない女」という本をお勧めします。
なるほど…だからか！と思うことがたくさん書いてあり、
意味不明だった主人の行動や理解できなかった言動も
少し優しく流せるようになりました。
