京都の結婚相談所アローズブライダルです。
四十代男性の婚活が厳しい、苦しい、といった話をよく耳にするのですが、どうやらその原因が「高望み」にあるかもしれない、という事について今回お話させて頂きます。
せっかく結婚するんだから、絶対に理想のお相手と結婚したいというのは、誰しもが持っている当然の希望かと思います。
結婚相談所の立場としては当然、理想のお相手に出会って頂きたいというのが本音では有りますが、しかし「理想のお相手」であることと「高望みしているお相手」というのは少々異なるものです。
もし、四十代で婚活を始めようと思われている、もしくは現在少しづつ婚活に取り組み始めている、そんな方はこの記事を一読下さいね!
そもそも「理想のお相手」と「高望みのお相手」の違いとは?
理想のお相手と、高望みのお相手は、似ているようですが全く違います。
まず、理想のお相手というのは「あなたにとって理想的なお相手」です。
美人で料理が上手で仕事もしていて、共働きなのに家事は全部対応してくれて・・・。もしかしたら、そんな「理想のお相手像」を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。
それは「理想のお相手」ではなく「都合の良いお相手」ですし、「高望みのお相手」と言えるかもしれません。
「高望み」のお相手というのは、そもそも「あなたの立ち位置よりも高い場所にいるお相手」のことを指します。
妥協せずに独身で居たからこその「高望み」
結婚相談所の立場からすると、高望みのお相手だろうがご希望されるお相手と結婚して頂きたいわけです。
しかし「あなたの立ち位置よりも高い場所にいるお相手」との結婚を希望される場合に絶対に必要になってくるのが「あなた自身の立場を高い場所に変えていく作業」になります。
ですが、四十代まで独身を貫いてきた男性のお気持ちを察するに「長いこと独身を貫いてきたのだからこそ、絶対に妥協は出来ない!」というお気持ちもお有りかと思います。
確かに理想を追い求めて妥協せずに結婚をせずに来たという方であれば、なおのこと条件を下げる事に抵抗を感じてしまうでしょう。
しかし冷静に考えて頂きたいのです。20代や30代で結婚をされた友人の方を見てみると、意外なお相手と結婚されたりしていませんか?
若い時は鼻息粗く「絶世の美女と結婚してやる!」みたいなことを言っていた方が、いざ結婚すると家庭的でほんわかした女性と結婚されていたりだとか、結局互いの弱点をちゃんと受け入れ合いながら幸福な結婚生活をされていませんか?
つまるところ「お相手への高望み」と「理想の結婚生活」は、関係があるようでいて別物であると言えます。
美人でスタイルが良くて若くて笑顔が素敵で料理が上手で・・・、と高望みをしたらいくらでも条件はでてきますが、残念ながら女性の立場からしても高望みをしたらいくらでも出来ます。
その女性の高望みを、あなたはいくつ達成出来ますか?
理想が高いのは良いことですが、手が届かない望みを「高望み」と言います。
そして万が一理想的と思えた女性と結婚できても、なんの問題も無い結婚生活はこの世に存在しません。
大人の男性の魅力は「妥協しない強さ」でしょうか? 本当は「許容する懐の広さ」では無いかと感じるのですが、「高望みする」ということと「許容すること」は別の問題のように思えます。
「トロフィーワイフ」と結婚したいのは、あなたのコンプレックスが原因?
「トロフィーワイフ」という言葉をご存知でしょうか?
トロフィーワイフとは、社会的地位や経済力のある男性が成功を周囲にアピールするために、若く美しい奥様と結婚されることを指します。
また、美貌やスタイルに恵まれた女性と結婚される場合に使われる事もあります。
男性というのは女性に比べて「社会性が強い」と言われることが多いですが、この「社会性」というものには「競争」が含まれていると考えることが出来ます。他の誰かの奥さんよりも、自分の奥さんが若くて綺麗でなくてはならないと思っているのです。
ですので、独身を貫いてきた40代の男性が「トロフィーワイフ」を希望されるということは充分に有ることです。
しかし考えてみて下さい。人間はトロフィーなんかでは有りません。感情があって言葉を話し、あなたに不満を感じる事もあります。
確かに社会でばりばり競争を勝ち抜いている男性は魅力的ですが、でもブランド物を沢山みに付けていたり、高級車や高級腕時計と言ったものばかりを身に着けていたりすると、逆にコンプレックスが強いように見える事もあります。
そういったコンプレックスに自覚的な方は問題ないと思うのですが、問題なのはそういったコンプレックスに、ご自身が全く気づけていないケースです。
そもそも劣等感というのは、抱こうとすればいくらでも抱けてしまうものです。追い求めるときりが無いのです。大切なのは今のご自身を充分に認めて、ちゃんと大切にできるかではないでしょうか。
自分を認めて大切にできる男性は、女性の事も認めて大切にできますので魅力的です。
それに「コンプレックスが強いから、絶対に高学歴で大手企業勤務で高年収の男性と結婚したい」という女性は魅力的でしょうか? 要するに男性を「トロフィー扱い」しているのです。
お相手のこんな本音を聞いて、あなたは結婚したいと思いますか?
そんな周囲に自慢したいといったレベルの気持ちで、数十年間の結婚生活を続けることはとても難しいのでは無いかと思います。
「高望み」をやめて「理想」を追求することが四十代男性の婚活の勝利の方程式!
忙しい男性ほどなかなか出来ないことでは有るのですが、婚活に取り組むうえで「ご自身の本音」としっかりと向き合って頂くことはとても大切です。
結婚に関しては他人軸で考えるべきではなく、自分軸をしっかりと見つけて頂くことが大切だからです。
お相手に高望みしてしまうのは、自分のコンプレックスが原因なのでは無いか? 他人の評価を気にして結婚相手を探しているのでは無いか? などなど、ご自分と向き合っていただくと見えてくることは多いかと思います。
もしかしたら「それでもトロフィーワイフみたいな女性と絶対に結婚したい!」という本音が見えてくるかもしれません。それが本音なのでしたら何の問題も有りません!ただし、過酷なレベルアップ作業が必要になるかもしれませんが。
とにかく自分の軸をしっかり持って頂くことが四十代男性の婚活には必要だと感じます。
妥協したくない! という気持ちは他人に向けるべきではなく、自分に向けるべきです。
自分に妥協せずに生きてきたと自信を持って言える方であれば、きっとすでに理想のお相手を見つけて結婚しているはずです。
自分に妥協せずに成長出来たなら、いつか「高望み」だったはずのお相手と同じ立ち位置に立てているかもしれません。
これは正直なところ四十代の方のみではなく、全年代の男女にお伝えしたいことです。
家庭にいるとき、夫婦は等身大です。あまり力まずに、自分らしさとはなにかをちゃんと考えて結婚して頂くのが「理想の結婚」ではないでしょうか?
最後に
四十代男性の婚活が苦しいのは、高望みが原因では無いかということをお伝えさせて頂きました。
四十代男性のみならず、高望みは婚活を厳しい道にしてしまう可能性が有ります。
ただ、結婚相談所の立場からすると「諦めて妥協して下さい」とはなかなか言いたくないものです。
「ぜひレベルアップして、理想を達成して下さい!」とお伝えさせて頂きたいです。
アローズブライダルでは、男性のファッションサポートなども積極的に対応させて頂いておりますので、今よりレベルアップして「高望みの結婚」を実現したい方もしっかりサポート致します!
四十代で、結婚に対して強いビジョンをお持ちの男性はぜひ一度アローズブライダルにご相談下さいね!
担当 :人見 裕子
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