京都の結婚相談所 代表の人見裕子です。
今回は、意外と知られていない未婚男性の現状をお伝えします。
今、この記事をご覧になっている方も親御様も、今の現状をしっかり受け止めて
今できる自分にあった活動をしていってください。
待ったなしです!!
未婚男性が未婚女性より約300万人多い
日本の未婚男性が、未婚女性に比べ340万人多いという現実をご存じでしたか?
20代から50代に限定しても約300万人も未婚男性が多いのです!!
これは、仮に日本全国の未婚女性がすべて結婚したとしても300万人の未婚男性には未婚女性のお相手がいないということになります!
しかも、未婚女性のすべてが結婚するわけではないので、実際には、もっと多くの男性にお相手がいないということになります。
これは大変な事態です。
最近では、初婚の方と再婚の方との結婚や国際結婚も増えてきていますが、
親御さんからするとできるだけ初婚の方と結婚してほしいと願うのが親心ではないでしょうか?!
ですが、そうは言っておられません。数が合わないのです!
再婚の方でもいろいろな事情があり離婚に至った方も多く、あなたには、ピッタリの方かもしれません。
初婚にとらわれず、自分に合う方を探してほしいと思います。
男性の現状
相談に来られる方や親御さんからのお話から感じることですが、
同じ年齢でも男性と女性では、婚活への意欲が違います。
女性は、将来の出産を考えてできるだけ早めに決めたいと思う方がほとんどですが、
男性は、そうでもありません。
本来なら、男性も同じはずですが、その気になったら結婚できるだろう・・と余裕に思っている方が多いです。
住宅ローンなどを含め将来設計や子供と遊ぶにしても若い方が良いと思います!
そんなに婚活しなくても近所からお声がかかり、お相手を見つけてくれたりというのは、
昔のことです。
男性の皆さん!これからは、積極的に行動してください!
未婚男性が多くいても女性が結婚できない理由2つ
1.そもそも女性に比べ、男性の結婚意欲が低い
20~39歳までの年齢では、どの年齢を比べても女性のほうの結婚意欲が高いのが現状です。
未婚者の絶対数では、「20~50代の場合に300万人の男余り」でも、結婚意欲では女性が上回ります。
結婚適齢期といわれる20~34歳までで比べても、結婚意欲の差が未婚者人数と逆転し
女性の方が高くなります。
未婚男性がたくさんいても、結婚意欲がなければ、対象になりません。
いざ、女性が結婚したいと思い探していても、男性の方に意欲がないのであれば、話が進みません。
男性が適齢期をすぎ、その気になったころには、時すでに遅し・・・かなり苦労されています。
現状を理解し、早めに婚活を始めてください。
2.男性に求める年収
2018年内閣府の実施した「少子化社会対策に関する意識調査」によれば、女性が希望するお相手の理想の年収は、400万~500万が26.2%と最も多く、全体の72%が400万以上希望しています。
が、20~34歳の未婚男性の年収分布は、400万未満で81%を占めています。
よって大半の女性が求める400万以上の年収がある未婚男性は、たったの19%しか存在しないのです。
このことから、婚活女性の半数以上は、希望通りの人とマッチングしないということになります。
これらのことから、未婚男性が多くいても女性が結婚できない現代特有の事情があるとわかります。
最後に
結婚だけが唯一の幸せの選択肢ではありません。
働き盛りの年代に自由に、したいことをして、好きなように過ごすというのも、結婚している方には、うらやましく聞こえるかもしれません。
ですが、結婚にも幸せがたくさんあります。
選んだお相手と少しずつ色々な思い出を積み上げていき、二人で協力し助け合っていく。
最強の味方です。二人で休暇を楽しんだり、お互いの趣味を尊重したり、支えあって家庭を築いて、歳を重ねていく・・・そんな生涯のパートナーを早く見つけてください。
結婚は、幸せへの第一歩だと私は思います。そして、それには、自分にあったお相手を見つける必要があります。まずは、自分と向き合い、どういう結婚生活を送りたいか、どんな人が理想なのかなど考えてみてください。
きっとあなたにピッタリなお相手は、いるはずです。
男性の方も、この現状を認識し、少しでも前向きに頑張ってほしいと思います。
Arrows Bridal では、細かなカウンセリングを行い、現状も踏まえたうえでアドバイスをしながら、お相手探しのお手伝いをいたします。